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一般家庭でもフィギュアスケートスクールに通える?フィギュアにかかるお金について

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こんにちは、こゆきです。
12月から長女がフィギュアスケートスクールに通い始めました。
フィギュアといえばお金がかかるというイメージがありますが、実はスクールレベルならそれほどお金はかかりません。
初期費用は入会金程度で1万円前後。お月謝も1万円に届かないことも。普通の習い事と変わらないのです。靴代や、コーチ代、遠征費用に衣装代などに悩むのはまだまだ先のこと。早速詳しく説明しますね。

フィギュアスケートを習う方法と費用

子ども・大人問わずフィギュアスケートを習う方法は以下の2つ。
・リンク常設のスクールに通う
・個人レッスンを受ける
それぞれの特徴と費用を説明します。

リンク常設のスクールの特徴と費用

リンク常設のスクールは、1人から3人のコーチが10人から30人程度にコーチが教えてくれます。同レベルの子どもたち(大人クラスの場合は大人)が集められて、体育の授業のように、決められたカリキュラムに従って練習をします。頻度はだいたい週に1回。人によっては、週1回のスクールを2クラス契約して、週に2回通っていることもあるようです。
週1回コースの月額料金は都内であれば1万円前後です。

まだ我が家は通い始めて1か月ですのではっきりとはいえませんが、週に1度のスクールだけでは短期間での上達は期待できません。長女が通うスクールは1回45分。少しずつうまくなってはいるものの、ジャンプやスピンは夢のまた夢。まだまだ正しいスケーティングも身についていません。

ただ、「選手を目指さずにスケートを楽しみたい」、「キレイに滑れるようになりたい」というのであれば週1回のスクールでも問題はないと思います。
ちなみに我が家の長女は選手になりたい訳ではないので、今のところは週に1度スクールに通って、月に2,3回スケートリンクに遊びにいけばいいかなというところ。

個人レッスンの特徴と費用

選手を目指している方、自分のプログラムで滑れるようになりたいと考えている方は、個人レッスンも取り入れているようです。個人レッスンは選手としての実績や、コーチングの実績があるコーチに30分単位で教えてもらうもの。スクールとは異なりマンツーマンで教えてもらえるので、短期間での上達が見込めます。

フィギュアスケートの個人レッスンの費用は30分で2500円〜6000円程度。ここに滑走代と貸し靴代がかかりますので、最低でも4000円ほどかかります。

スクールに通っていなくても個人レッスンを受けられるリンクもありますが、最近はコロナの影響でスクール生・クラブ生のみ個人レッスンを受けられるリンクが多い印象。

長女が通うリンクにも超有名コーチが所属しています。とはいえ超有名コーチはガチ選手たちに教えていますので、スクール生が教わることはできません。また個人レッスンはいつも予約が殺到するため、教わりたくても予約がとれない状態。長女は1か月強通って、予約できたのは1枠だけです。

コロナの影響が続く限りは、初心者さんが個人レッスンをメインに練習を続けるのは難しいかもしれません。

初心者に必要な靴・服代

フィギュアスケートでお金がかかると言われがちな靴ですが、初心者であれば靴+グッズは4万円程度で揃えられます。専用の練習ウェアは上下で1万円から2万円。
靴も服も必要ない!最初は様子見!というのであれば、「手袋」だけあればOKです。

最低限必要なのは手袋だけ

フィギュアスケートスクールで必ず必要なのは、「手袋」だけです。手袋の種類等も指定がありませんので、100円ショップのものでも問題なし。今手袋を持っているのであれば0円でスタートできますね。

靴は必須ではない、買うなら3万円程度の物でOK

フィギュアスケートスクールに入ったばかりの段階でマイシューズを買わなくても大丈夫。長女のスクールでは、簡単な両足ジャンプができるようになったら買ってくださいといわれるようです。

ところが、ふとリンクに併設された靴屋さんに立ち寄ってみたら、おそらく超絶ベテランの店員さんが、「レンタルシューズで練習する時間はまったくもって無駄、意味がない」と断言。我が家は2回目のスクールの前に靴を購入しました。

本格的なジャンプやスピンはまだまだできない初心者さん向けの靴は3万円程度。選手ともなれば両足、ブレード込みで20万円以上かかるでしょうが、初心者にはそこまでの靴は必要ないそうです。

靴代が約3万円、靴につける布製のカバーが4000円程度、靴を入れて運ぶバッグが5000円程度、全て合わせて4万円。ブレードカバーは靴を買ったらプレゼントされたので無料。
ご自宅に靴が入るバッグがある場合はバック代は節約可能です。布製のカバーは、ブレードの錆を防止するために必須だそう。しばらくは貸し靴で練習するならこれらの費用は一切不要です。

本格的なコスチュームは少し上達してから?

フィギュアスケートといえば、華麗なコスチューム。長女のスクールでは、基礎クラスでも半年以上通っている子どもたちがフィギュア専用タイツ&ひらひらスカートとフィギュア専用ジャケットを着ている様子。

始めたばかりの子は、動きやすそうなズボンとジャケットを着ています。とはいえそこは決まりはないので、お財布&本人のモチベーションと相談して決めるといいかもです。

なおフィギュア専用のタイツ、ジャケットは割高。私と同じく形から入るタイプの長女用にタイツとジャケットだけ購入しましたが、合計で2万円でした。ひー。私の服より高い。ひらひらスカートはもう少し上手になってからかなあと様子見中。
これも節約可能。長女と同期の子たちは、まだ普通の服で滑っています。

自主練習にかかる費用

どんな習い事もそうですが、週に1回の教室だけでは早い上達は見込めません。自主練習が重要。フィギュアスケートの自主練習は、基本的にはリンクで行います。つまりリンクでの滑走料金が必要です。滑走料金はリンクにもよりますが1000円から1500円ほどかかりますので週に1度通うなら月額4000円から6000円、2回なら8000円から12000円。シーズンチケットや回数券を使えばもう少しお得に通えます。我が家は月に2回から3回ほどリンク通いです。

初心者がフィギュアスケートを習うために必要な1か月当たりの費用

で、結局1か月いくらかかるのよ!と感じている方も多いと思うのでまとめておきます。

  スクール代 自主練習滑走料金 個人レッスン費用(滑走料込み) 合計金額
週1回スクールだけに通う場合 6000円〜1万円 0円 0円 月額6000円から1万円
週2回スクールに通う場合 1万2000円〜2万円 0円 0円 月額1万2000円から2万円
週1回スクール+週1自主練習 6000円〜1万円 4000円〜6000円 0円 月額1万円から1万6000円
週1回スクール+週1自主練+月1個人レッスン 6000円〜1万円 4000円〜6000円 4000円〜6000円 月額1万4000円から2万2000円
週1回スクール+週1回自主練+月2個人レッスン 6000円〜1万円 4000円〜6000円 8000円〜1万2000円 月額1万8000円から2万8000円

どれだけ練習をするのかは本人のやる気と目指す場所によって異なります。この後お話しするクラブ入り、選手を目指すのであればスクールだけではなく個人レッスンと自主練が欠かせません。その場合は最低月額1万8000円は必要とみてよいでしょう。

フィギュアスケートにお金がかかるのはクラブから

長女が通うリンクには、一定のレベルをクリアした人だけが所属できる「クラブ」なるものが存在します。多くの方が、「フィギュアスケートはお金がかかるよ」といっているのは、このクラブに所属して大会に出場しているガチの人たち&そこを目指している人たちです。

クラブの月額料金は2万円から6万円。ここにコーチ代やリンク貸し切り代、振り付け費用等が必要ですので、月額20万円ほどかかると思われます。さらに靴も初心者用のものは使えませんので、年間に20万円ほど。こうなると、親も子どもも目の色変えて頑張らないと乗り切れないですね!

長女は8才スタートで選手までは望めない可能性が高いですが万が一才能がありそうなら私も気合い入れなきゃ!