日 刊 こ ゆ き
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ライターのお仕事

10秒でライターデビューする方法

こんにちは、こゆきです!
ひと昔前っぽいタイトルにしてみました。でも釣りじゃないですよ?
初心者ライターさんというか、これからライターになろうとしている方に向けた記事です。今は直接契約で1文字●円っていうお仕事をしていますが、7年前はランサーズのタスクでそりゃあもう泥臭く書いていました。その経験を活かして、最短ルートでライターになる方法をお話したいと思います。

ベテランさんは、さっと読み飛ばしてください!

ランサーズタスクで10秒デビュー

ライターになりたければランサーズのタスクをとりあえずやってみて!

賛否両論あると思いますが、「書くこと」で収入を得る最短ルートがランサーズのタスクです。

クラウドソーシング「ランサーズ」

初心者さんがタスク以外で仕事を探すと恐怖の三重苦案件をゲットしがち

ライターになりたい方はどうやってお仕事を探すのでしょうか。

「ライター 募集」っていうキーワードで検索したり、Twitterでお仕事を募集したり、もしくはランサーズのプロジェクトに提案したりすると思います。もちろんそうすると、条件がいいお仕事ができますね。

でも、初心者さんはその方法ではなかなか新しいお仕事はゲットできません。ライター人口は増えるばかり。実績ゼロで提案してもらうためには、そこそこ強めな本業の肩書や経験などが必要になると思います。

ライターになろうと決意して行動に移したのに、仕事探しに時間がかかって、思うようないい案件もゲットできず、ようやく決まった仕事は「低単価・キツキツレギュレーション・鬼修正」っていう三重苦……(経験あり)。

あっという間に挫折してしまいますね。
「ライターなんて稼げないよ」って思い込んで二度と戻ってこれないかもしれません。

そんな苦労をするくらいなら、最初は低単価でもランサーズのタスクを開いてみましょう。今すぐ書けるお仕事がゴロゴロ転がっています。

ランサーズタスクで書く力をストック

ランサーズタスクは、経験を積むためにはうってつけの場所。必死に仕事を探している時間にガツガツ書いた方が、成功体験を積める上に実績にもなります。ウェブの文章は、難しい単語も、きれいな装飾も必要ありません。求められているのは、誰でも読みやすく分かりやすい文章。そして、難しいことを正しく説明する力です。

その力は、書くことだけで培われます。いろんなお題で、書くことで自分の中に埋まっていた経験を引き出して、「この分野は上手に書ける!」と気づくこともあります。

ランサーズのタスクは、書く技術とテンプレートを自分の中に作る修行です。お金をもらいながらできる修行。

この考え方には賛否両論が吹き荒れることでしょう。

「そんな低単価の仕事をするから、低単価案件がなくならない」
「インターネットにゴミのような記事を量産する最低な仕事だ」
「低い単価とはいえお金をもらっているんだから、プロとしての矜持を持って仕事をすべきだ」

ごもっともです。
でも、タスクには「非承認」っていう機能があります。
ライターが適当な仕事をすれば、クライアント様は面倒な修正指示をすることなく「非承認」すればいいだけ。

つまり、低単価とはいえクライアント様には拒否する権限があり、求めたレベルの記事だけを集められるのです。だから、承認されたということは認められたということ。「低品質な記事しかかけない」と落ち込む必要はありません。

タスクはコミュニケーションコストゼロだからロスタイムなし

文字単価0.5円以下であれば、プロジェクトよりタスクの方がコミュニケーションコストがかからず、稼げることもあります。その理由はコミュニケーションにかける時間がほぼゼロだから。

プロジェクトは、500円の記事を納品するために何度もメッセージをやりとりして、提案してエスクローしてもらって、という一連の流れをこなします。でもタスクならメッセージをやりとりすることなく、サクッと100円のタスクを5つ終わらせることができます。

つまり、貴重な時間のほぼ全てを書くことに充てられるんです。これは、家事や育児の隙間時間で作業をする主婦さんや、兼業ライターさんにはとってもありがたい仕組みです。

タスクは営業ツールにもなる

タスクをやり続けていると、タスクを発注していたクライアントさんからスカウトを受けることもあります。私は、そうやってお誘いいただいたクライアント様とかれこれ7年取引が続いています。ランサーズタスクは、「営業の一環」でもあるんですね。

タスクだからと手を抜かずに、本気で書いていたら必ず他のランサーとの差がつきます。多くのクライアントさんは、記事の階層やメディアのランクに合わせて文字単価を変えています。タスクを発注しているからといって、予算がないわけではなく、きちんとお金を支払える案件も同時並行していることがほとんどです。

そんなクライアントさんの目に止まればタスクライターからプロジェクトライターに引き上げてもらえます。あっという間に、正々堂々と「ライター」ってなれるようになりますね。

もちろん、タスクの実績自体が初心者時代はランサーズ上では提案の際にモノを言います。タスクと侮って作業するのではなく、毎回ポートフォリを書いているつもりで、丁寧にお仕事をすれば必ず道は拓けるはずです。

私は約1000件のタスクで修行した

私も、半年間タスクをやり続けていました。長女がお昼寝をしている時、ご機嫌よく遊んでいる時(ほとんどない)がチャンスタイム!パソコンを開いて、目に入ったタスクをサクサクこなします。

どうやって書いたら最後まで読んでもらえるだろう、もっと簡単に説明する方法はないかな、とフル回転で考えながら手を動かします。選んでいる時間ももったいないので、パッと目に入った中で単価がいいものから着手。

良い単価の案件は早い者勝ちなので、とにかく早く丁寧に正確に手を動かし続けました。プロジェクトみたいに修正チャンスはないから、一発勝負。絶対に負けられない戦いです。その経験は今でも私を支える大黒柱。書いた量だけ自信がつきました。

と、偉そうに書いたものの1000件近くもこなす必要はないと思います。1ヶ月間タスクにどっぷり浸かるだけで大丈夫!大体の肌感覚がわかってくると思います。

タスクルート以外の道

ここまで、タスクを強く推してきましたがタスクルートだけが正解ではありません。他のランサーに差をつけられるジャンルがあれば初心者さんでもプロジェクトに特攻しても大丈夫。

でも、本当に本当にクライアントさんとの相性があるので、初回に合わないクライアントさんに当たってしまうと、「地獄だな」っていう感想を残して、ライター業界を後にしてしまうんです。

それは、非常にもったいないと思います。書くことは誰にでもできるし、仕事さえあれば、それで生計を立てることだってできます。現に経験ゼロ、文章力も皆無の私がここまで生き残っています。

だから、初期に挫折しないため、書く力を身につけるためならタスクは有効だと思うんです。

クラウドソーシング「ランサーズ」

とはいってもタスクルートを通らなくても多くのライターさんが成功していらっしゃいますので、他の道もご紹介しておきますね。

・ランサーズやクラウドワークスのプロジェクトに提案
・indeedで業務委託契約の仕事を探す
・Wantedlyで業務委託契約の仕事を探す
・メディアに売り込む
・知り合いに仕事を紹介してもらう

これは、私が実際に仕事をいただいた方法なので、試す価値はあり!ライター実績はなくても、お仕事や経験を活かした記事が書けそうな人は、タスクをすっ飛ばしてここに突撃してみるのもありです。

まとめ

最後に、今日お話ししたランサーズタスクのことをまとめておきます。

・ランサーズタスクは誰でもすぐにライターになれる
・コミュニケーショ不要だから作業時間を最大限確保できる
・お金を稼ぎながら、書く力を鍛えられる
・実績になる
・スカウトしてもらえることもある

これからライターになりたい方、ライターになるのはどうしたらいいかわからない方はぜひタスクに挑戦してみてくださいね!