日 刊 こ ゆ き
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ライターのお仕事

ライターがWE WORKで5ヶ月間仕事をしてみて

こんばんは、こゆきです。
WE WORKが話題ですので、ライターの私がWE WORKで5ヶ月間働いた感想や、WE WORKの良いところ、ちょっとどうかなと思うところなどをお話しします。

そもそもWE WORKって?

WE WORKは、すごく簡単にいうと割高だけどおしゃれなシェアオフィス。令和元年9月現在、全国に33拠点。そのうち26拠点が関東に集中しています。

https://www.wework.com/ja-JP/l/tokyo

簡単に仕組みもお話ししておきますね。WE WORKは、ホットスペースとプライベートオフィスに分かれています。ホットスペースが共有スペース。プライベートオフィスは完全個室のオフィスです。

共有スペースとプライベートスペースを使えるプライベートオフィス会員:月額1人10万円〜

プライベートオフィス会員のほとんどは法人さん。プライベートオフィスは1人から100人以上と、どんな規模の企業にも対応できるようになっています。

私が観察した限りだと、1人で使っている個人事業主さんから数フロアぶち抜きで借りている超有名企業まで規模は様々。

利用料金は、メンバー1人あたり10万円からなので20人いるなら200万円。みなさんおっかねもち!!ちなみに、各拠点によって料金が異なります。都心は高い!

共有スペースのみ利用するホットデスク会員:月額6万5000円

ホットデスクを使っているのは、ホットデスク会員、もしくはプライベートフィスから気晴らしに出てきた人たちです。ホットデスク会員はプライベートオフィスに入ることはできないので、常に共有スペースで作業しています。

固定席がないのに月額6万円オーバーはシェアオフィスの料金としては相場の2倍から3倍。個室でも3万円から5万円のシェアオフィスが多いので、WE WORKはとんでもなく高いです。個人的には、その価値はあるかなあとは思いますが、WE WORKでなければならない理由がない方にとっては、痛い出費かもしれません。

もちろん毎月100万円ガンガン稼ぐ独身です!って方なら余裕で払えると思います。

ドリンク飲み放題が魅力的

共有スペースには、コーヒーストリーマー、牛乳、豆乳、ビール、緑茶、ウーロン茶、各種フレーバーティーなどが備え付けてあり、飲み放題。月曜日の朝には、朝ごはんも出てきます。

WE WORKの魅力は、色んな業種のスタートアップやフリーランスと関われることだと思うんですが、私的には飲み放題が嬉しいです。カフェのコーヒーみたいなふわっとしたラテをいつでも飲めます。

WE WORKは居候

私が毎日いそいそとWE WORKに通えているのは、自分でメンバーになったからではありません。とあるクライアント様が私を気に入ってくれて仲間に入れてくださったから。そのクライアントさんはWE WORKのプライベートオフィスを借りていたんです。

それで、「これから、社員を増やすつもりだけどまだ定員には達していないから、好きな時に来て作業していいよと」と。

いやっほう!ですよ。WE WORKは、スタートアップ企業が多く、キラッとしているイメージで賛否両論あるものの、やっぱり内装はおしゃれだし、飲み物飲み放題はありがたい。

クライアント様との出会いはインタビュー

私と、WE WORKに招待してくれたクライアントさんの出会いはインタビューのお仕事でした。スタートアップ系のインタビューをすることになり、お邪魔して起業のこと、資金調達のことなどをじっくり伺いました。

すると後日、インタビューを発注してくれていたクライアント様から、「インタビューした〇〇さんが直接仕事をお願いしたいと言っている」と連絡が。

小躍りしました。
こんなすごい人が日本にもいるんだ、と思っていましたから。そんな人と一緒に仕事ができるなんて、報酬ゼロでもいいと思ったほどです。

それから、ほぼ毎日WE WORKに通って作業しています。一人では、集中力が低下して作業効率が落ちてしまいますが、クライアントさんのオフィスに居候していたら、否が応でも集中してシャキシャキ働くようになります。

1つの仕事が、新しい仕事につながり、そこから仕事の幅が広がる。まさに、東京に来てよかったなと思った瞬間でした。

ライターはWE WORKに向いている?

さて、ライターの仕事はWE WORKに向いているのでしょうか。実際のところ、共有スペースでしか作業できないホットデスク会員は、ライターには向いていないかなと思います。

なんせ、共有スペースは結構賑やか。常に洋楽がBGMでそこそこの音量で流れていますし、あちこちでみんなが普通にお話をしています。

私がいつも使っている共用スペースは外国の方が多めなので、それほど耳に入ってきませんが、日本人比率が多いときは気が散ることも。

それから、大企業の皆さんをはじめランチタイムを分散しているので11時から15時までは、誰かしらご飯を食べて談笑しています。ソファでお昼寝しているお姉さんもいます。

就職面接が隣で行われていることもあるため、気が散るったらない。それでも、家で一人で作業するよりかは全然いいので、私は通っています。

ただ、プライベートオフィスを借りるのであれば、ライターにはなかなかいい環境だなと思います。プライベートオフィスは、音楽も流れていませんし、他の人も入ってきません。フリーでWi-fiが使えますし、プリンターやコピーも共有スペースに完備。24時間使えるので土日祝日関係なくお仕事に没頭できます。

ただし、平日の夜間や土日祝日のプライベートオフィスは、空調がオフにされてしまい、オンにしてもらうためには別途1時間ごとに空調料金を支払わなければならないので要注意。

あとは、ウェブ制作やオウンドメディアを運営しているっぽいメンバーさんがちらほらいるので、交流会に顔を出せばお仕事にも繋がるのかな、と思います。人間関係を広げたいライターさんにはぴったりかも。

もし、私に潤沢な資金があるのであれば、プライベートオフィスを借りて、完璧なお仕事環境を構築したいですね。

WE WORKじゃなくてもいいのでは?って?確かに、WE WORK以外にもシェアオフィスがありますが、WE WORKの意識高い人たちの中で働いていると、毎日追い立てられるように働けるんですよね。

ということで、いつか自分でプライベートオフィスを余裕で借りられるようになるといいなと思っています。今日も最後まで読んでいただきありがとうごさいました!